清宮幸太郎について

プロ入り前

早稲田実業初等部1年生で軟式チームの「オール麻布」に入団して野球を始める。野球を始めたきっかけとして、小学1年生の時に見た第88回全国高等学校野球選手権大会勝戦を挙げている。4年生の時に硬式野球へ転向、リトルリーグチームの「東京北砂リーグ」に所属。「東京北砂リーグ」では、2012年のリトルリーグ世界選手権にて、投打に渡る活躍でチームを牽引し優勝に貢献。この活躍から米メディアでは「和製ベーブ・ルース」と報道された。この年の日本シリーズ第1戦では始球式を務めた。その後所属した「調布シニア」でも全国優勝を経験。

早稲田実業高等部に進むと、1年生ながら主軸として期待され主に「3番・一塁手」として出場。第97回全国高等学校野球選手権大会に出場し本塁打を2本記録した。また、2015 WBSC U-18ワールドカップ 日本代表にも選出された。2016年に自身が最高学年となった新チームでは主将に就任。3年次の第99回全国高等学校野球選手権西東京大会では開会式で選手宣誓を行ったが(後述)、決勝で東海大菅生に敗れ本大会出場を逃した。8月23日、2017 WBSC U-18ワールドカップ日本代表の主将を務めることが発表された。高校公式戦通算70試合出場で247打数100安打、打率.405、29本塁打、95打点。

大会後の9月12日に帰国後、家族や和泉実ら関係者との話し合いを行ったうえで、プロ志望届を提出する意思を固め、9月22日の記者会見でプロ志望届を提出することを表明。9月25日、正式にプロ志望届を提出した。10月26日のドラフト会議では、1995年PL学園福留孝介に並ぶ高校生最多7球団による競合の末、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得し、11月16日に仮契約を結んだ。11月24日に入団会見が行われ、背番号は21となった。

プロ入り後
2018年、3月のオープン戦の期間中に限局性腹膜炎で緊急入院するなど体調を崩し、開幕一軍入りを逃したが、復帰後の二軍戦に出場した15試合で4本塁打を放つなど、復調をアピールし一軍へ昇格。5月2日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で一軍デビューを果たした。5月9日のオリックス・バファローズ戦で、第1打席にブランドン・ディクソンから右翼へプロ初本塁打を放ち、デビューからの連続試合安打記録を7に伸ばし、ドラフト制後(1966年以降入団)では単独トップの新記録となった。9月28日、楽天戦(楽天生命パーク)に6番・一塁で先発出場し、第1打席に菊池保則から先制の7号ソロ本塁打を放ち、高卒新人の本塁打数に1959年の王貞治と並んで歴代9位となった。

2019年、3月3日のベイスターズとのオープン戦(札幌ドーム)の第4打席でファウルを打った際に右手首を痛め、そのまま途中交代。翌4日に右有鉤骨骨折と診断され、5日に骨片除去手術を受けた。5月30日のロッテ戦(札幌ドーム)で4回裏・1死2、3塁で種市篤暉から球団通算8000号となる今季1号本塁打を放った。 

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